医療用かつらの特徴

医療用かつらは円形脱毛症や抗がん剤を使用し、脱毛の症状を起こしている方のために作られたかつら(ウィッグ)です。

医療用かつらは、大きく3種類に分類することが出来ます。

1つ目は既製品と呼ばれるもので、サイズは決められており、装着すると髪全体が不自然に見えてしまう場合がありますが、非常に値段は安くなっているもの。

2つ目はセミオーダーメイドと呼ばれ、既製品よりも頭にフィットしやすくなっているもの。

オーダーメイドの場合、既製品と比較すると値段は少々高く設定されていますが、美容院で自分の求めるヘアースタイルに変更出来る等の利点があります。

3つ目はフルオーダーメイドと呼ばれ、自分の頭の形に合わせたものを作り、人工毛を使うことが少なく、値段も30万円を超えるようなもの。

フルオーダーメイドでオリジナルのかつらが出来上がるまでに30日から45日はかかってしまうので、すぐにでも使いたいという方にはおすすめ出来ません。

3種類のうちどの商品も治療中の方のために皮膚に優しく、なるべく副作用を起こさないように作られています。

また、髪の植え方に関しても違いがあります。

大きく分けると総手植え機械植えの2種類に分類されます。

総手植えは総量が軽く、通気性が良いので、治療中のお客様や皮膚の弱い方でも安心して使用することが出来ます。

しかし、コストは次に紹介する機械植えよりもかかってしまいます。

機械植えは総手植えに比べるとやや重くなっており、毛のボリュームも増しているのが特徴です。

特殊なかつらとして上部の分け目の部分だけ、手植えになっているようなかつらも存在します。

以上、基本的な特徴についてお分かり頂けたでしょうか。

抗がん剤治療中の方におすすめの医療用かつら

抗がん剤を使用している方は特に髪の毛の量が変化し、頭全体の大きさが変わってしまう場合があります。

ですから「自分の頭に合う医療用かつらはないのかしら?」と悩みを抱いている方も多いです。

キュアウィッグの医療用かつらにはアジャスター機能というものがついており、これのおかげでは頭のサイズに合わせて48cmから58cmの間で調節することが出来るため、ご自身の頭にぴったりと合わせることができるのです。